幻想的なモンサンミッシェル

パリから約1 時間、ノルマンディー地方にあるモンサンミッシェルは「西洋の驚異」と言われる傑作で、年間を通して世界各国から多くの観光客が訪れる場所です。岩山の上にそびえ建つ修道院は、潮の満ち引きによってつくられる雰囲気がとても神秘的なのです。ここは世界遺産のひとつ厳島神社がある広島県廿日市市とは姉妹都市でもあります。

モン・サン・ミッシェルの成り立ちは、708年に聖オベールが大天使ミカエルのお告げを受け、小さな聖堂を建立したのが始まり。その後、数世紀に渡り築き上げられたため、ロマネスク様式やゴシック様式など、建築した時代を反映しているかのように、さまざまな様式が融合しています。

モンサンミッシェルのなかで、もっとも美しいとされる建物が北側にある「ラ・メルヴィユ」と呼ばれる場所で、回廊や騎士の間、貴賓室などにはアーチ型の天井や柱頭の装飾などゴシック様式の美しい装飾を見ることができます。さらに西半分を占めるテラスからの眺めはまさに絶景です。そして尖塔の上にも注目してみましょう。黄金に輝く大天使ミカエルが、長剣を振りかざして立っています。

また楽しみは建築だけではありません。人気スポットとして、修道院までの参道「グランド・リュー」には、みやげ物店やガイドブックなどでも名物なオムレツが食べられるレストランなどもあります。修道院までは急な階段の道が続くので、ここでちょっと一息してみては?